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2020年10月15日

自由学校「遊」【10/16開講/教室&オンライン】コロナと労働―コロナ後の労働社会状況を生き延びるために

NPO法人自由学校「遊」様よりお知らせです。


明日(10/16)より始まります、
連続講座「コロナと労働」のご案内です。
今回の講座は、教室受講とオンライン視聴を併用いたします。
参加ご希望の方は、以下までお申込願います。

<申込先>
教室受講のお申込 syu@sapporoyu.org
オンライン受講のお申込 moshikomi@sapporoyu.org
※いずれも、希望の講座名、お名前、ご住所、
電話番号、メールアドレスをお知らせください。

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コロナと労働 【10/16開講/教室&オンライン】
―コロナ後の労働社会状況を生き延びるために

日 程 10月16日(金)開講 全6回
    月1回金曜18:45 ~ 20:45
会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
    *オンライン受講(視聴のみ)も可
参加費 一般6,000 円 会員4,800 円 25 歳以下2,400 円
   (単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
    *オンライン受講 1,000 円/回

 コロナの感染拡大によって、社会と暮らしに大きな変化が起きています。休業要請、自粛、派遣切り、倒産、解雇…、胸の痛むニュースばかりですが、でもこの状況を生き延び、希望を見出していかなければと思うのです。何が起きているのか、その中でどのように闘い、連帯し、何を紡ぎ出してきたのか、コロナがあぶり出した矛盾や社会的課題を乗り越える学び合いの場としたいと願っています。

2020年10月16日(金)第1回
◆コロナによる労働社会状況の変化◆
●講師 川村 雅則(かわむら まさのり)
 北海学園大学経済学部・労働経済論
 観光やそれに伴う交通宿泊業、飲食店の苦境はマスコミ報道でも取り上げられましたが、そのほかの業種や社会全体、労働者全体の状況はどうなっているのでしょうか。緊急事態宣言解除後、コロナ禍における労働市場の全体像のや生存権保障のための課題をお話いただき、コロナ後の社会を生き延びるために、まず現状を共有し考え合います。
2020年11月20日(金)第2回
◆国・自治体による支援策とその使い方◆
●講師 大嶋 薫(おおしま かおる)札幌市議会議員
 休業要請に対する補償は、事業者に対するもの、労働者の賃金を補填するもの、また無利子貸付も事業者・世帯を対象とするものなど、複雑でわからないことだらけです。制度の概要と、対象になる業種や労働形態など、個別のケースに応じて何をどのように使えるか、レクチャーしていただきながら一緒に考えましょう。
2020年12月18日(金)第3回
◆具体的事例を通して考える(1) 派遣切り、解雇、条件悪化◆
●講師 鈴木 一( すずき はじめ) 札幌地域労組副委員長
●講師 桃井 希生(ももい きお) 札幌地域労組
 泣き寝入りしないさせない、を合言葉に、とりわけ弱い立場の労働者とともに闘ってきた地域労組のお二人をお迎えして、具体的な事例を手掛かりに考えます。この間、何が起こったのか、それにどう対処してきたのか、当事者、組合、支援者の役割など、できることを見つけ出したいと思います。
2021年1月22日(金)第4回
◆具体的事例を通して考える(2) 外国人留学生の状況◆
●講師 西 千津(にし ちず)
 カトリック札幌司教区難民移住移動者委員会 ・移住連運営委員
 コロナ禍の影響を被っているのは、日本人だけではありません。マスメディアにはほとんど取り上げられていない外国人留学生の状況について、お話をお聞きします。
2021年2月19日(金)第5回
◆具体的事例を通して考える(3) 困窮者支援の現場から◆
●講師 山内 太郎(やまうち たろう)
 北海道の労働と福祉を考える会代表
 辛うじてその日その日を生き延びていた人たちの状況は、より一層厳しいものになっています。緊急避難としてのシェルター受け入れなど、他団体と連携して取り組んできた支援活動についてお話しいただき、コロナ後の支援活動の可能性や課題を話し合いたいと思います。市民による小さな相互扶助の可能性も探れたらと思っています。
2021年3月19日(金)第6回
◆パネルディスカッション 在外日本人が見た各国のコロナ対策◆
※オンライン
●コーディネーター 細谷 悠生(ほそや ゆき)
 台湾在住、フリーペーパー編集長
 全国民に10 万円給付、生活困窮者に3万元(台湾)支給など、各国の労働者支援策はさまざま。どの国でも政府の対応はじゅうぶんとはいえない状況ですが、台湾、イタリア、オーストラリアなど、日本国外に暮らす人々からそれぞれの生活の状況や政府によるユニークな方策など、情報を共有して考えたいと思います。
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