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2020年9月14日

【自由学校「遊」】9/25(金) 公開ウェブセミナー「アイヌ民族とサケ漁の権利」ご案内

NPO法人自由学校「遊」様よりお知らせです。


「遊」で現在実施していますオンライン研究会
カムイチェプ・プロジェクトの番外編として、
以下の公開ウェブセミナーを予定しています。
定員を設けておりますので、
参加ご希望の方は、お早めにお申込みください。

●さっぽろ自由学校「遊」Kamuycep Project presents
公開ウェブセミナー「アイヌ民族とサケ漁の権利」のご案内

アイヌ民族にとってサケは主要な食糧であると共に、重要な交易品でした。アイヌはサケと共に生きてきた民族といっても過言ではありません。しかし、アイヌ民族が主に行ってきた河川でのサケ漁は、明治期以降、今に至るまで禁止されたままです。
昨年9月、紋別アイヌ協会はカムイチェプノミ(サケを迎える儀式)の際に道への許可申請をせずにサケ漁を実行し、「サケ漁はアイヌの権利」であることを広く訴えました。また、今年8月にはラポロアイヌネイション(旧・浦幌アイヌ協会)が、河川でのサケ漁の権利を確認する訴訟を起こしました。先住民族に対する権利保障を避ける政策が続く中、各地のアイヌが権利回復を求めて立ち上がり始めています。
サケをめぐるアイヌ民族の動きや、そこに込められた思いを伝えるために公開ウェブセミナーを企画しました。ふるってご参加ください。

■日時 2020年9月25日(金)18:30~21:00
■zoom meetingによるウェブセミナー <参加無料・定員100名>
■主催:さっぽろ自由学校「遊」Kamuycep Project TEL.011-252-6752
■協力:アイヌ(=ひと)の権利をめざす会/ラポロアイヌネイション/紋別アイヌ協会/アイヌ政策検討市民会議

<内容(予定)>
・紋別、浦幌からの報告
  紋別カムイチェプノミをめぐって
    映像紹介(撮影・編集:藤野知明、出演:畠山敏ほか)
  サケ漁の権利をめぐる提訴について
    ラポロアイヌネイション(長根弘喜)、平田剛士
・アイヌ民族からのメッセージ
   貝澤耕一/宇梶静江/萱野志朗/木村二三夫 ほか
・質疑応答
・今後に向けて
   アイヌ(=ひと)の権利をめざす会/アイヌ政策検討市民会議/カムイチェプ・プロジェクト

 

<申込方法>
・お名前、ご住所を明記のうえ「サケ権ウェブセミナー参加希望」の件名でsyu@sapporoyu.org 宛に電子メールを送ってください。
(9月23日まで・先着順)開催前日にアクセスURLをお送りします。

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